
早朝の4時半に学校集合というスケジュールで始まる4泊5日の旅行…。
一人も置いていかれることなく、みんなで大型バスに乗り込み茨城大学を出発しました。
ちなみに私は4時15分に眼が覚め、(゜д゜)←こんな目覚めからのドタバタ出発でした。
おにぎり作ろうと思って炊いておいたごはんもラップして冷凍庫に放り込み、コンタクトを装着し部屋中のコンセントを抜き、大きい荷物を閉じて手荷物のカメラと財布を確認して家を出て鍵を閉めて全力で学校へ向かいました。
完全なるすっぴんで家を出たのは久しぶりでした。荷作りしといて良かった。間に合って良かったです。
参加者四十数人を乗せてまだ暗い中出発したバスは、高速道路に乗り最初の目的地である「箱根彫刻の森美術館」へ向かいました。
バスの中は深夜テンションのにぎやかな人から、おやすみモードの人まで幅広くカオスな状態でした。
美術館は名前の通り、神奈川県の箱根にありました。
小田急線を横目に、箱根の街並みを眺めつつ山道を登って行きました。
「木漏れ日がキレイだね~」
「あれ?“木漏れ日”って言葉が出てくるジブリの歌なかったっけ?」
「は?そんなんあったっけ…?」
「“やさしさに包まれたなら”!!」
「え?出てくる…? 小さい頃は神様がいて♪」
「不思議に夢を叶えてくれた♪」
「・・・カーテンを開いて~♪ 静かな“木漏れ日”のー!!!」
「あったー!!! すげえwww」
「わー、川がある!」
「温泉入りたい!」
「てかめっちゃ登るねぇ」
なんてわいわいしゃべりながら、バスの中から自然を満喫しました。
鎌倉や箱根は、風情があって良いところだな!と思いました。
都会あり、自然あり、古き良き建物や街並みも残る神奈川って良いところですね。
9時前には箱根彫刻の森美術館に着きました。
バスを降りて、みんなで記念撮影をしました。
駐車場の前には噴水があり、先輩がなにやらポーズをして写真を撮っていたので私も撮らせてもらいました。左側2人です。なんのマネでしょう?(笑)
チケット販売の窓口の前には、温泉がわき出ている、手洗い場のような場所がありました。ちなみに手を洗うには熱すぎました。
「熱い!熱い!」と言いながら何人かでお湯に触れていたら、去年も来た人達が、「奥に足湯があるんだよ~」と教えてくれました。
足湯もあるとかどんな美術館なんや!と思いながらチケットを受け取って入場してみると、
広い公園のような敷地が広がっていて、至る所に作品が置かれていました。
彫刻の森美術館は、野外彫刻が展示してあるとのことでした。彫刻は移動されることもあるそうです。
ブロンズの作品だけでなく、ユニークなオブジェがあったり、「ネットの森」という子供向けの遊び場があったり、子どもも大人も楽しめるような場所でした。
開館と共に中に入ったのでまだ人が少なく、小さい子どもは一人もいなかったので、しばらく大学生がネットの森で子どもになって遊んでました。
子どもしか遊べないのはもったいないくらいな空間でした。
たくさんのピカソの作品が収容された「ピカソ館」があるからか、ヨーロッパ系の方々もたくさんいました。
スペイン語かフランス語かわかりませんでしたが、第二外国語の授業で学んでいたら、なにを話していたのか少しはわかったのかもなぁと思うと、勉強意欲が沸いてきました。
ピカソ館には、ピカソの陶芸作品がたくさんあり、ピカソは陶芸作品も大量に作っていたことを初めて知りました。
ピカソ館を出て先に行くと、ギャラリーカフェがあり、建物内にはグッズを売られていて、Tシャツやポストカードだけでなく、おもしろい雑貨やオリジナルの缶バッジのガチャポンなどいろいろなものがありました。
そこを抜けたところに足湯がありました。外国からのお客さんにも足湯は大人気のようでした。
足湯に入るのは無料のようでした。オリジナル足湯タオルがひとつ100円とのことでした。
足湯の目の前には、何やら展望台のようになっている円筒状の塔があり、中に入ってみると全面ステンドグラスになっていて、とってもキレイでした。
これも作品のひとつで、ガブリエル・ロアール作の「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」というものでした。
螺旋階段で上にのぼっていくと結構な高さがあり、高所恐怖症の友達は「怖いよー!」と言いながらもステンドグラスに感動しながら、みんなでぎゃーぎゃー言いいつつのぼりきりました。
一番上にたどりつき視界が開けると、箱根の山々に囲まれた地形が一望でき、「やっぱ山っていいなー!!」と思いました。
水戸では山々に囲まれる感覚は味わえないので、山が多い熊本で育った私には、より一層気持ちの良い眺めでした。
上から見えるいろいろな作品も、地上とはまた違う新鮮な視点で見れて面白かったです。
飛行機とか展望台とか、高いところから地上を眺めると、小さい頃に「神様ってこういうふうに人間達を見てるのかなぁ」と思っていたことを思い出します。
高いところってなんか不思議ですね。
先輩が、「さっきね、花嫁さんがここからブーケトスしてたんだよ!」と教えてくれて、
「うわー、ウェディングドレスでこんな長くて狭い螺旋階段をのぼるの大変だったでしょうね!」って話をしました。
ドレス着てステンドグラスの中を歩くってどんな気分なんだろうなぁとか思ったり。
そして、あんなに高い所から落ちてくるブーケを受け取るのも怖そうだなと。(笑)
しばらく良い眺めを堪能して、降りるのがまた少し怖かったです。
のぼるときに疲れてガクガクになった足で降りる恐怖!
でも上から見るステンドグラスは、のぼるときよりもキレイに見えました。
のぼる時は階段に気を取られてあまりじっくり見れていなかったのかもしれません。
降りる時は、螺旋階段の真ん中からの視界で、ステンドグラスだけが目の前に広がっていて、思わず「わー!キレー!!」と、また友達何人かでキャーキャー言いながら降りました。
天気が良かったので、光が入ってきてとてもキレイに見えました。晴れてて良かった!
出口の建物の中ではミッフィー展をやっていて、子どもが遊べる木製のミッフィーのお家があったり、ミッフィーグッズがたくさん売られていました。
年代でミッフィーの変化がわかる本があり、「私たちの頃のミッフィーってこれだよね~」
「ミッフィーちゃん、こんな血迷った時期もあったんだね」と静かに盛り上がってました。
壁にプロジェクターで、ミッフィーの絵本の中の絵柄で、ひたすら雨が降っているアニメーションが映されていて、なんだろうなと思って近づいてみると、人の影に反応して雨つぶがはじけ、お花がポワンと飛んで、「わあーかわいい!」「おもしろい!」と夢中で雨をすくってお花に変えて遊んでしまいました。
隣に監視のお姉さんがいるのも気にせず、近くに小さい子どもがいるのも気にせず、久しぶりに童心に戻りました。とても楽しかったです。
撮影禁止だったので写真が撮れなかったのが残念でした。
初めて来たこの彫刻の森がどんな広さでどんなところなのかわからなかったので、とりあえず足早に2時間ちょっとで一周してお昼ごはんを食べました。
もう一箇所別の美術館を回るということで、もう一周するのは諦め、入口近くの作品をもう一度見回って写真を撮ったり、お土産コーナーで体力温存して次に向かいました。
次に向かったのは、静岡県にある「ヴァンジ彫刻庭園美術館」です。
この美術館は、名前にもあるように「ジュリアーノ・ヴァンジ」という彫刻家の作品が、本館内だけでなく、庭園の至る所に置かれていました。
館内にある作品は、作品名がついていて美術館らしい雰囲気で展示されていましたが、庭園にある作品達は台座も無く、ほんとうに何気なく置かれているように見え、庭に馴染んでいてなんだか不思議な光景でした。
こういう展示の仕方もあるんだなぁと知りました。
ヴァンジの作品は、いろんな色の石が使ってあり、石の色や質感を利用した、水が波打つ表現や、肉体の隆々とした表現が、石によって作られたものには見えないような作品もありました。
建物の上に置かれ、そこからおそるおそる見下ろしてる人物の作品など、面白い作品もありました。
この庭園はクレマチスの丘ともよばれていて、クレマチスという花がたくさん植えられているようでした。たくさんの種類があり、一年を通して何らかのクレマチスが咲いているようでした。
クレマチスは、つる性の植物で、イギリスではバラと共に親しまれているそうです。
クレマチスだけでなく、睡蓮やバラなどたくさんの花が綺麗に咲いていました。庭園というだけあって、手入れに力が入っているようでした。
一時間半の滞在時間だったので、あまりクレマチスに注目することはできなかったのですが、緑豊かでとても綺麗な庭園でした。
ミュージアムショップには、可愛い小物や面白い物、たくさんの写真集や作品集、美術館を紹介する月刊誌か週刊誌も置いてあり、たくさん手にとって見たいものがあって、時間が足りませんでした。
雑誌の一つに、吉高由里子さんが6月にヴァンジ庭園美術館に訪れた写真がたくさん載っているものがあって、自分の中でブームな人だったので「吉高さんもココに来てたのか!」と興奮しました。
買いたかったのですが、先のお小遣いを考えて諦めました。
バスに戻ると、隣の木で蝉が鳴いていて、まだ夏なんだなぁとしみじみしました。
この日の見学はこれで終わり、御殿場の乙女森林キャンプ場に一泊しました。
みんなで班ごとにバーベキューをして、お酒を飲んでわいわい交流して楽しかったです。
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