社会文化コース |
1年 |
佐々木 |
社会文化コース |
1年 |
春原 |

7番目の札所となる神社を目指して3班が出発。しかし、デジカメを忘れている事に気づき佐々木は家にデジカメを取りに、春原は家にSDカードを取りに帰るという昔話の前ふりのような展開からスタート。そして30分後に集合しなおし、今度こそ出発!!・・・したのであったが、思えばこの時すでに悪夢は始まっていたのだった。
札所付近の目安としていた長岡小に着く。ここで長岡小から神社までの地図をなくしている事に気づく。急いで先輩方に連絡し、地図の詳細を送っていただくようにメールする。しかし、エイリアンの帽子すらも忘れている事が発覚。私たちはデジカメ、SDカード、地図、エイリアンの帽子という計四点もの物を忘れて出発していたのだ。
約二時間かけ自転車で神社付近まで来るも、明日へ順延。そしてロックシティでご飯を食べ帰ったのだった。
1日目の失敗、そして午後からお互い用事が控えているということでなんとAM 5:30大学に集合ということになってしまった。5:00に佐々木は起きることができたが、春原は起きられなかった。
そんなこんなで佐々木が集合場所に着いたのは5:40。これじゃあ寝坊と変わらない。春原は佐々木の電話で起床し、5分で支度を済ませ家を飛び出す。とまぁ、そんなこんなで朝なのか夜なのか微妙な時間に出発することになった。まあ星は綺麗に光って見えるくらい真っ暗な時間だったのだが。
二人で「さみーよ、さみーよ」なんて言いながら進んでいく。2人きりなものだから、いつ無言になるのか、と二人で微妙な空気を共有しながらも、最近のゲームの話だったり、自分の美人観みたいな高尚な話を色々話していく。ちなみに佐々木のタイプはうなじがきれいな子だ。こんな話が出来るところもチャリ企画のいい所ですね☆
ここが目的地だったわけだが、私たちは1日目に忘れ物をしたりと、少々お茶目☆なところがあるため、この神社は目的地ではないと勘違いをし、別のお寺へと颯爽と移動を開始。そしてついに如意輪寺という中々立派なお寺に来た。ココにお遍路さんが・・!と勇んで神社の観察を始めた。写真もいっぱい取った。(ここが実は六番札所である事を知ったのはプロジェクトの授業内だった・・)つまり、僕たちは本来お遍路の目的地だった寺を通り越し、別のお寺の方へと向かってしまったのだ。しかし、僕たちが勘違いするのも無理ない位に立派なお寺だったと胸を張って言える。地蔵様がいっぱい並んでいたり、僧侶みたいな像も建っていたり、中々趣のある感じだ。そんな中でエイリアン印の帽子を被って写真撮影を始める僕たちは、中々滑稽であった。しかしそれと同時にそんな僕たちは素敵だと思った。(もちろん高岡神社の写真もとった。)
ここが僕たちにとって初めての水戸三十三観音札所となったのだが、先ほどすぐ別の神社に向かったと言ったように、「ここでいいのか!?」と焦ってしまう至って普通のお寺であった。 札所という立札があるわけでもなく、御詠歌等も書かれているものは無かった。ちなみに、ガイドブックには寺も観音堂も存在しないと書かれている為、このあたりにあった寺の事を本来言うのか、高岡神社が札所と言う事で良いのか、そのあたりの事はいまいち良く分からなかった。僕たちにとっての札所はこの神社だ!!と無理やり納得させ次へ向かう事にした。

しかしながらここからが本番。大洗までの長い道のりを進み始める。と、その前に「茨城町指定文化財 木村家住宅」という何とも気になる住宅を発見したので行ってみる。しかし、時間がAM7:15とまだ早すぎるため本来見学出来るそうなのだが、塀しか見る事が出来なかった…orz。
その後殺風景な道路を走ってしばらくするとようやく街中に出てきた。そうすると大洗まで12kmという表記が!その大洗の看板は、僕たちに感動と不安が混ざり合う変な感情を与えた。
さらに漕ぎ続けること1時間ほどだろうか。仮面ライダーOOO録画したっけか・・?とかそんな企画に関係ないことまで考え始めたその時、「大洗貝塚」の文字が!大洗貝塚が近くにあるということは、目的地が近いと言うことだ!この表記を見つけた瞬間、佐々木は絶叫し、春原は気を失っていた。それほど、私たちのテンションは最高潮に。なんせ、長い時間走り続けても標識すら出てこない、道を間違えてしまったのでは?という不安もあり、一つ印となるものを発見できたのは凄く嬉しかった。
目的地に近づいていく途中で「茨城百景六反田六地蔵尊」なる場所も発見した。「茨城百景!?」そんなものがあるのなら見ないわけにはいかないだろうということで行ってみた。広い敷地に手入れされた枝垂桜などがあったのだが、なんとこれは水戸光圀ゆかりの桜との事だった。違う季節に是非見に来たい、などと言いながら再び大洗への道を進み始めた。
ついに八番札所に到着・・といっても拍子抜けするくらい何もない。古びたブランコに大量の空き缶のポイ捨て、さらにはスーパーファミコンまでもが何故か捨ててあり・・昔この場所がどれほど栄えていたのかが気になる。この札所は既にお寺としての機能は失い、現在は小さな観音堂があるだけの廃寺となっていた。ブランコなどの遊具も設置されていた為、寺と言うよりも公園のようになっている。新成人たちと思われる笑い声とバイクの音をBGMに、ここで写真を撮った。
これで全て目的は終了・・したわけだが、非常に後味がよろしくなかった為、山の上にある大串貝塚ふれあい公園という場所に行くことに。そこには巨人の像(ダイダラボウ)があり、その巨人の足跡と言われる池、縄文時代の復元模型など、色々なものがあり、今回の道中で一番面白かった。巨人の手のひらからの眺めは、大洗を一望できるようになっていた。そこには田んぼしかなかったが。
そして、そこから2時間かけて帰路を辿る。大洗から帰るのは非常に楽だった。途中、凄い田舎風景な道路へ差し掛かり、迷子になりかけたが、水戸駅近くまで来たときは凄く嬉しかった。ようやく帰ってこられたー、という気持ちでいっぱいだった。と、5時間半ほどだろうか、自転車を漕ぎ続けてお腹が空いた。朝ごはんも食べる余裕がなかったから余計だ。だから最後に牛丼屋へ行った。財布を忘れた佐々木であったが、ここぞとばかりに春原が朝遅刻してきたことを盾に奢れと脅す。遠慮なくいただく佐々木、渋々奢る春原。そして牛丼を食べながらこの文章をどうするか、などを相談し解散した。
この企画、凄まじくやり応えがありました。太ももはパンッパンに張るし、それはもう疲れます。なんせ漕ぎっぱなしですから。生まれてこの方、自転車を毎日のように漕いではいますが、朝早くからお昼まで自転車を漕ぎ続けるというのは初めての体験でした。しかも1日目は色々失敗してバーミヤンにいっただけでした。そんな苦労が重なった分、達成感は凄まじいものでした。叫びたいくらいでした。これくらいの苦労をたくさん経験して人は成長していくのかも知れませんね。